いつまでも夢から覚めないで

好きなものを好きな様に書きます。

マリーアントワネット

 

明けましておめでとうございます。今年も観劇にコンサートに勤しみたいと思います。

 

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そんな2019年も元日に「マリーアントワネット」の大阪公演初日を観劇してまいりました。今回の御目当ては昆夏美様(*´꒳`*)生の演技を観るのは一昨年の「レミゼラブル」のエポニーヌ役以来。ポスターを観る限りめっちゃエポニーヌに近い感じだったので楽しみでした。


物語は吉川トリコ著「マリーアントワネットの日記roseとblue」と言うマリーアントワネットの日記を現世の若い子が書いたらこうなる的な内容で書かれているのを読んで軽くは予習済み。

 

マリー・アントワネットの日記 Rose (新潮文庫nex)

マリー・アントワネットの日記 Rose (新潮文庫nex)

 

 

マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫nex)

マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫nex)

 

 


1789も昨年2度、観ているので内容が被るところも。個人的には観ながら頭に入ってきやすい作品でした。

 


※此処からはネタバレも軽く入ってくるのでこれから観劇させる方、ネタバレ見たくない方はスルーして下さいね。

 


今回の御目当て、昆夏美さんは庶民の女の子の役、マリーアントワネットと同じ歳で自分は毎日便所掃除や雑用をする中、オーストリアから来た同じ歳の娘は王宮の中で毎日贅沢三昧、自分は明日食べるパンも無いのに。と王妃に直接言っても無視をされ、王妃の側に居ながら王国のやり方を嫌う人達と革命を起こそうと奮闘します。やっぱり昆ちゃん!歌に迫力とたくましさがあります。最初の王妃に聞いてもらえない場面では私も思わず泣きそうになりました。1789と被る場面もあり、1789のオリジナルキャラクターなので実際には居ませんが、ロナンとオランプがみえてしまう…どんだけ好きなんだ1789…もうこれは末期ですね(涙)


2幕は国王一家が順番に処刑されて行くのですがそれを見ているマルグリットが「同情なんかない!」と言いつつも使用人として潜入するうちに感情が動くんですよね〜ああもう分かるよ気持ち!外から見るものと違うもんね( ; ; )もう泣く( ; ; )昆ちゃんの憎しみと嫉妬を抱えた女の子の役、似合いすぎませんか?エポニーヌもそんな感じやし、ちょっと気の強い女性の役良いですね!

 


本を読んだ時も思ったのですが、本当に人間(特に女性)は愛する人に認められたくて愛されたくて振り向いて欲しくて、何でもするんです。そのエネルギーはやっぱり愛する「あなた」の為に。自負だって犠牲に出来るんだから。だからこそ嫉妬も憎しみも生まれる。人間ってだから面白いのかもしれないですけどね。マリーアントワネットが生きていた時代は初めて会った人と結婚して子供産むわけでしょ?そら、愛する人が別に出来るわけだ。本当の恋とか何だろうね?本当の愛とは何だろうね?私は一生かけても分からないかもしれない…

 

後、1789が大好き人間になってしまったのでちょっと内容と言うか物足りない感じが個人的に…小池修一郎さん様々やなぁと改めて感じました。次は小池修一郎さん監修のロミオとジュリエットがみたいですね。大阪公演、生田絵梨花ちゃんがほぼ出ないみたいなので悲しいですが( ; ; )