センセーショナルな内容が注目を集めた『娼年』（18/三浦大輔監督）、衝撃のバイオレンスで日本中を熱狂させた『孤狼の血』（18/白石和彌監督）、権力とメディアの裏側に切り込み話題を呼んだ『新聞記者』（19/藤井道人監督）――。2009年の役者デビューから、11年経った今も尚、攻めた作品選びで果敢な役柄に次々と挑み続ける俳優・松坂桃李。若手実力派俳優の中でも群を抜いた貫録を放っている松坂が、今回演じるのは「ハロー！プロジェクト」に青春を捧げるアイドルオタク役。同じ趣味を持つ仲間と出会い、遅れてきた青春を謳歌していく。主人公と共に昼夜オタ活に勤しむ個性豊かなオタク仲間には、映画、ドラマ、舞台と幅広い分野で活躍する仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、そして本作が映画初出演となるお笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウ。映画、ドラマ、舞台と幅広い分野で活躍する実力派俳優陣が集結。彼らは、劇中でハロプロメンバーへの熱い想いを語ったり、ハロプロの楽曲をカバーし演奏するなど、強烈なキャラクターを熱演している。
メガホンをとるのは、『愛がなんだ』や『アイネクライネナハトムジーク』など話題作を手掛けてきた今泉力哉。脚本には、『南瓜とマヨネーズ』などで監督・脚本を手掛けてきた俊英・冨永昌敬。また、ネット音楽シーンから頭角を現した新進気鋭の音楽家・長谷川白紙が劇判を担当する。振り返ってみれば「どうかしていた」としか思えないほどバカバカしくて笑えるのに、ちょっぴり切ない、誰もが経験した「あの頃」の記憶を描く。
劇中では、劔がハロヲタに目覚めるきっかけとなった松浦亜弥の「♡桃色片想い♡」のほか、モーニング娘。の「ザ☆ピ～ス！」やファンの間では名曲と言われている「恋ING」等のハロプロ楽曲が使用されている。
ジャンルは違えどヲタクの心境をとてもリアルに表現してる作品だと思いました。
推しを応援して仲間が出来て、青春をずっと楽しんでいると喜んでる一方で将来、このまま推しを応援し続けてるだけの楽しい人生でいいのか、恋愛も将来の事も考えると揺らいでしまう心境もとても良く分かる。
私も周りがライフステージが変わり、ヲタ卒していく中、今のままでいいのだろうか？とふと思う瞬間もあって
"何か物足りない"
でも、私の人生があるのは確実に推しの存在があるからで。推しが居るから私も頑張れるし、何より私の生きる活力だ。
主人公の逃げてばっかりの人生が推しによって明るくなり、夢をもう一度追いかけていく。
もちろん、それやって出会ったから、関係もすぐ切れる事もある。それこそ、ライフステージが変わったり、目標が出来たり
それでも、今までの青春はいい思い出として記憶に刻まれる。
だから、人生って楽しんだよな。
ヲタクしてる間はいつでも青春なんだ！！！年齢なんて気にするな！推しが居る限り、私の人生はキラキラ輝いているんだ！！！
